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翻訳にはおおまかに書籍、産業、映像の3分野がありますが、ここでは需要が多くSOHOとして一番適している産業翻訳、または実務翻訳について説明します。
産業翻訳には機械類のマニュアルから契約書、書簡、報告書など、企業が海外とのやりとりや情報収集のため必要とするあらゆるものが含まれます。ほぼ9割が英語で、最近は日英が増えています。国際化が進展するにつれ、需要も増大していますが、翻訳者志望者も急増、また低価格を売り物とした翻訳会社も増加しており、ここ数年は単価が大きく低下しています。
十分な語学力が必要なのは当たり前ですが、日本語力、そして専門知識が勝負となります。正確さや豊富な語彙、読みやすさだけではなく、その分野ごとに特有な用語や背景を調べなくてはなりません。分野を限ると必然的に需要も減少しますので、顧客に合わせて柔軟に対応できるようにしてく必要があります。
厳しい時間の制約がある場合が多いので、締め切りは厳守、几帳面なことも必要な資質でしょう。
【必要な能力】
資格は必要ありません。実力を磨くだけです。論理的に、読みやすく、日本語を組み立てる能力、そして忍耐力が必要です。
【PC環境】
ワープロソフトとメールを送るためのモデム程度でOK。ただし、ソフトを使う翻訳方法の場合や辞書をいくつか内蔵して使う場合に備え、容量は大きい方がいいでしょう。
【ソフト】
以前は一太郎が主流でしたが、現在ワードに移行しています。テキストで送信する場合はどちらでもかまいませんが。
【営業ルート】
翻訳会社に営業します。
【営業の秘訣】
一般には翻訳会社のトライアル試験を受け登録してもらうしかありません。最初は多少無理をしても、翻訳会社に社内翻訳者として就職、翻訳のこつを覚えるのが結局は早道でしょう。
【学習法】
量をこなすことが一番の上達法です。すべて勉強だと自覚し、丁寧に、背景やなぜこの言葉を使うのか考えながら訳すことが大切です。新聞を熟読すること様々な分野の情報に目を光らせることも誤訳を防ぐ上で欠かせません。
(雑誌)「通訳翻訳ジャーナル」(イカロス出版)
(協会)「日本翻訳家協会」「日本翻訳連盟」「日本翻訳協会」
「日本翻訳者協会」
協力:萩谷美樹子
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「儲けるSOHOわくわくBOOK」鋤柄よしこ:編著(青樹社)
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